末広店コラム 2026.02.01
バッグを長期間クローゼットや押し入れにしまい込むと、最も注意したいのがカビです。
特に革製バッグは湿気を吸いやすく、日本の高温多湿な気候ではカビが発生しやすい環境にあります。
一度カビが生えてしまうと、表面だけでなく内部まで菌が入り込むこともあり、完全に除去するのは非常に困難です。
湿気はカビだけでなく、素材そのものの劣化も引き起こします。
合皮やコーティング素材は、ベタつき・ひび割れ・表面の剥がれが起こりやすく、
ヌメ革やレザーも硬化や変色といったダメージを受けてしまいます。
こうした劣化は、使用していなくても進行するのが厄介なポイントです。
ルイ・ヴィトン、シャネル、グッチ、エルメスなどの海外ブランド品は、
比較的乾燥した気候を前提に作られているため、日本の湿度の高さが大敵です。
保管環境が適切でないと、短期間でも状態が大きく悪化してしまうケースがあります。
劣化してしまったバッグは、修理で対応できる場合もありますが、
修理代が数万円〜十万円以上かかることも珍しくありません。
また、素材の剥がれやカビの進行具合によっては、修復自体が不可能と判断されることもあります。
「いつか使うかも」と思って保管していたバッグが、気づいたときには劣化していた…というご相談は非常に多くあります。
「使っていない」「今後も出番がなさそう」と感じるバッグがあれば、状態が良いうちに売却を検討してみませんか。
劣化してしまう前であれば、本来の価値をしっかり評価できる可能性があります。
末広店